白亜紀の古生物 -1億4500万年前〜6600万年前-

大陸移動の結果、現代と似たような世界地図が出来あがってきた時代。それぞれの大陸で進化した恐竜たちはより特殊化を極めていた。 その中でもジュラ紀から姿を見せていた羽毛恐竜の一部が、歯や尾の退化した本格的な鳥類へと進化した。一方哺乳類もこの頃には現在の分類の元ができており、森林では花をつける被子植物たちが花粉を媒介するハチなどの昆虫たちの助けを借り一気に世界を埋め尽くさんとしていた。6600万年前、中米ユカタン半島沖に巨大隕石が衝突したことをきっかけに、恐竜や首長竜、翼竜、アンモナイトなど多くの生物が絶滅した。この隕石の衝突をもって中世代は終わりを迎える。