ペルム紀の古生物 -2億9900万年前〜2億5100万年前-

各大陸が合体し、超大陸パンゲアを形成した時代。ペルム紀当初は気候は寒く、内陸はひどく乾燥していた。それまで四肢動物の多くが水辺の近くで暮らしていたが、この頃には乾燥した土地でも生きられる頑丈な種が多く生まれている。中でも単弓類という我々哺乳類の祖先にあたる爬虫類グループが多様化・大型化し繁栄していたが、この時代の終わりに起きた地球規模の火山活動によってほとんどが絶滅してしまう。生態系の中に大量の空席が生まれ、新しい椅子取りゲームが始まった。