KAWASAKI SHUNICHI

かわさきしゅんいち WEB SITE

古第三紀 -6600万年前〜2303万年前-

古第三期から現代までをまとめて新生代と呼んでいます。隕石によって崩壊した生態系は数百万年かけて回復し、恐竜たちの空いたニッチを埋めたのが哺乳類や鳥類でした。温暖な森林が広がる陸地では大型の鳥類やサイのような葉を食べる哺乳類などが繁栄しました。この時代のうちにクジラの祖先は4本足からほぼ今のような姿にまで進化し、鳥の中にもペンギンの祖先にあたる水生適応を果たした種も生まれました。初期は温暖だった古第三期ですが後半には寒冷化が始まり、徐々にのちの氷河期に近づいていくことになります。