ジュラ紀 -1億9960万年前〜1億4550万年前- 大型のクルロタルシ類が滅んだことをきっかけに大繁栄を掴んだのが恐竜でした。ペルム紀に完成した超大陸パンゲアは再び分裂し、すみかを隔たれた中生代の生き物たちは多様な進化を遂げていきます。 陸地ではソテツやイチョウといった大きな実をつける植物が繁栄し、食料を得た植物食恐竜たちは際限ない巨大化へと突き進んでいきます。またこの頃にはすでに一部の恐竜に羽毛や翼が生えており、鳥への進化が始まっていることをうかがわせます。 カラウルス Karaurus 現在も生き残っている有尾類というグループの最古のもの。 カストロカウダ Castorocauda ビーバーに似た哺乳類。水生適応した哺乳類としては最古のもの。 ステゴサウルス Stegosaurus 体長9mにもなる植物食恐竜。背中に骨質の巨大な板が並んでいる。 パッサロテウティス ベレムナイト類というイカタコの親戚。20cmほどで口元に大きな牙がある。 ヴァンピロナッサ コウモリダコの仲間。現代では深海に一種しか生き残っていないが、この種は浅海にいたとされている。